PFAS(有機フッ素化合物)について
- 2000年代はじめごろまで、さまざまな工業で利用されました。私たちの身の回りの製品を作る際にも使われていました。
- 2009年以降、環境中での残留性や健康影響の懸念から、国際的に規制が進み、現在では、日本を含む多くの国で製造・輸入等が禁止されています。
- 日本国内でも、新たに作られることは原則ありませんが、分解されにくい性質があるため、今も環境中に残っています。
国の対応
- 環境省では、2020年に「水道水」や「環境中の水」の目標値を定め、飲み水からの摂取を防ぐ取組を始めました。
- 2024年、「水道水」についてPFOSとPFOAを水道法上の「水質基準」に引き上げる方針が了承されました。
- 2026年4月には、「水道水」の基準値がPFOSとPFOA(代表的2物質)の合計で1リットル当たり50ナノグラム(50ng/L)となる見込みです。
なお、米国環境保護庁(EPA)では、飲料水に関する法的強制力のある最大汚染レベルとしてPFOS4ng/L、PFOA4ng/Lというより厳しい基準を定めています。
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